久しぶりの妄想話の世界にようこそ。
悲劇と恐怖がぶつかった時に新たな暴落の第2幕が始まるかもしれないという妄想話
【今回の大暴落の流れ】
日経平均は僅か3週間で、高値から約6500円暴落し、為替も約15円も円高になりました。
日経先物では米の雇用統計が大コケして景気後退にアラームが点灯し、米国株安と円高のダブルパンチでさらに円高が加速し、34000円台まで暴落。
円高のきっかけを作ったのはもちろん7月11日、米CPI発表に合わせて神田財務官が為替介入したこと。
さらに7月31日には日銀は0.25%に政策金利を引き上げる事を発表し、利上げを行いました。
ただ、ここまでは事前にリーク記事を出しており、全て織り込み済みだったので大きな影響は出なかったが、同日15:30に開いた記者会見で、予想外のタカ派に変身。
今回の植田さんの記者会見をなるべく分かりやすく翻訳してみた✍️ pic.twitter.com/pZbEBsZlZh
— なるみ (@nrm_710) July 31, 2024
市場は利上げは織り込んでいても更なる利上げや0.50%を超えるような利上げを織り込んでおらず一気に円高に動き日経平均の暴落を加速させた。
既に日経平均は急激な円高や米の半導体規制報道により株価は高値から3000円以上落ちていた所での予想外のタカ派な発言を受けて、僅か2日で3100円以上の大暴落へ
8月2日には日経平均は1日で2216円大暴落し、歴史的下落幅を記録した。
【日本株が大暴落した5つの理由】
日経平均がボコボコに売られている理由
- 夏枯れ相場
毎年7月中間〜9上旬までは夏枯れ相場で下落しやすい。
約40年近くの統計データでみても7〜9月までは日経平均は下落しやすいとわかります。
- 円高
為替は僅か3週間で161超→146円まで15円も円高になっていること
さらに150円の重要なラインを貫いたことで、歴史的な円安が終わった可能性があり、150円を抜けてから一気に円高が加速している。
また日本企業の為替の平均レートは144円で残り僅か2円しかないので、144円を割ってしまうと為替益を下方修正しないといけないので外国人が嫌気して日本株を売りまくっているという話。
海運株もトヨタなど自動車株も為替で大きく利益が出るので好決算を発表しても上方修正や増配しても関係なく売られているのはこれが原因。
円高になれば下方修正が来るからそれを織り込んでボコボコに売られてるという話。
特に外国人保有比率の多い株ほど売られまくっている。
- 外国人が日本株を売り抜けた可能性
外国人は2週間連続で日本株を売り越し、先週の海外勢は現物+先物合わせて1兆5753億円と今年最大規模の売り越しで売り抜けた可能性がある
理由は日銀が7月に利上げするだろうと考えていた外国人はかなり多く、さらなる円高になる可能性に警戒して日本株を売っていた訳ですね。
米は利下げし、日本は利上げする訳だから金利差縮小から円高になりやすいのでそれを嫌気して売っていた。
さらには植田さんが予想外のタカ派になり、まだまだ利上げする気満々な強い姿勢が嫌気されて木曜日と金曜日に一気に売られたという話。
今週も外国人が大きく売ってる可能性が高い。
- 中東情勢悪化
中東情勢が悪化し、地政学リスクが跳ね上がった事で週末リスクを回避する為に金曜日に大きく売られた可能性が高い
国防総省:イランと親イラン派組織は72時間以内にイスラエルに大規模攻撃へ。
— Cafe_Forex(テムズ川の流れ) (@UponTheThames) August 1, 2024
イラン イスラエル最大都市テルアビブなどへの報復攻撃を検討か ドイツ航空大手ルフトハンザはテルアビブ発着便を運航中止に https://t.co/05w1JXAJa4
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) August 1, 2024
ニューヨーク・タイムズによるとイスラム組織「ハマス」の最高指導者・ハニヤ氏が殺害されたとの発表直後に、イランの最高指導者・ハメネイ師がイランが支援するイエメンやシリアなどの武装組織と連携してイスラエルに報復攻撃しようぜと命じたので、『8月4日』の日曜日までにイランが動く可能性があり、金曜日はブラックマンデー以来の下落幅を記録。
さらに緊迫化する中東情勢を受け、ドイツの航空大手「ルフトハンザ」は、イスラエルのテルアビブ発着便の運航を『8月8日』まで中止し、レバノンの首都・ベイルート発着の便についても運航停止の期間を延長しました。
要するに8月8日までにイランがイスラエルに大規模攻撃する可能性がある事から来週も売られる可能性が高い!
さらに来週、日本はSQもあり、今回はSQに向けて売られて落ちる可能性がある。
『8月4日』と『8月8日』には超警戒!!
イスラム原理主義組織ハマスの最高指導者がイランの首都テヘランで今週殺害された。
イランの最高指導者はイスラエルへの報復を宣言し、イスラエルの最大都市テルアビブを攻撃するよう指示。
イスラエルとイランは「戦争状態」に入ったとされ、米軍は空母打撃群を中東に派遣した。 pic.twitter.com/v8xVy0GMDu— 豆山くん (@mameyama_kun) August 3, 2024
8月8日までは地政学リスクに警戒してください。
仮に8月8日までに中東で何かが起きた場合は原油価格が爆上げするので、利下げの流れを打ち消し再び利上げをしないと行けなくなる流れに変わってしまい米国株が大暴落してしまう可能性があるという話
だからもし、週末に何かが起きたら月曜日はブラックマンデーが再来する可能性があり、そうなると大暴落したわけですね。
ならその前に売っといた方がよくね?それで金曜日に大暴落。
下落幅だけなら歴代2位の大暴落はこうやってなったのではないかという私の妄想話。
仮にこの妄想があっていた場合は、週末にイランがイスラエルに何もしなければ日本株は売られ過ぎているので月曜日は反発する可能性がある。
月曜日に関してだけを言うなら週末に何も起きなければ反発する可能性があり、仮に売られたとしても35200円前後のラインで月曜日は反発するかなと妄想。
- 個人の信用買い
信用買い残は18年ぶり高水準!
ここまでの大暴落で個人の信用の投げ売りも日経平均の暴落を加速させている!!
金曜日には銀行株が10%も下落。
これから銀行の貸出金利が上がるのに理屈に合わないこの銀行株の下落は、結局、個人投資家の換金売りのパニックが発生した可能性が高いという話!
それもかなりのパニック!
これから日銀が金融政策を正常化していくという思惑から投資家の多くの人が銀行株をポートフォリオに組み込んでおり、銀行株は去年からずっと右肩上がりでかなりのパフォーマンスが取れていたことから、これを追証回避の損失補填や暴落の恐怖から一旦撤退といった利益確定売りが入り売りを加速させた可能性がある。
さらに月曜日と火曜日は、追証の強制ロスカット勢が入るからさらに幅広い銘柄に売りが入る可能性があるので警戒!
【日経平均と為替の予想】
日経平均は36000円を割っているのでSQに向けて33600円に向かって下落する可能性がある。
オプション取り引きでは33000円台の取り引きが増加中で、33000円台まで落ちると考えている投資家が多いから
日経平均は33600円で反発する予定で、35600円前後までの反発の流れを楽しんで行く展開
逆に33600円も割ると32500円まで急落する可能性があり、その場合は警戒してください。
為替は目先145円を目標に下落する流れ
145円には厚めの重要ラインがあるのでここで揉み合って反発した場合は147円までの円安を楽しんで行く流れ。
逆に反発出来なければ144円に向かって円高の流れ。
主要企業、円高予想で3000億円減益 2025年3月期https://t.co/uXy7P6jEVY
52社平均で1ドル=144円を想定。1円の円安が主要企業の経常利益を約0.4%押し上げるとの試算があり、相場の先行きが警戒されています。 pic.twitter.com/JwFo5qnLMZ
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) May 27, 2024
144円は大企業の平均為替レートになっているので144円を下に抜けた場合は為替を理由に大企業が下方修正を出さなければ行けなくなり、さらなる日経平均の売りにも繋がってしまうという話。
為替にとっての今1番重要なラインは間違いなく145円のライン!
ここを抜けると円高が加速し、企業業績悪化から日経平均も売られる要因になってしまうから。
【暴落はバーゲンセール!?】
絶対見て‼️
日経平均株価が1日で▲5%以上下落したのは過去10年で7回だけ。(今回含む)2016年2月9日 ▲5.40%
2016年6月24日 ▲7.92%
2016年11月9日 ▲5.36%
2018年12月25日 ▲5.01%
2020年3月9日 ▲5.07%
2020年3月13日 ▲6.08%【今回】2024年8月2日 ▲5.24%
続く
— 【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話 (@toshijuku2020) August 2, 2024
今回のように日経平均が1日で5%以上おちたのは過去10年で7回のみ
その後、約1ヶ月後の成績はこんな感じ‼️
2016年3月9日 +4.77%
2016年7月25日 +11.16%
2016年12月9日 +16.89%
2019年1月25日 +8.44%
2020年4月9日 ▲1.79%
2020年4月14日 +12.67%6戦5勝1敗、負けても余裕で許容できる結果でした。
仕事に戻らないといけないからまたあとで‼️— 【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話 (@toshijuku2020) August 2, 2024
これを見ても分かるけど、暴落こそ最高の買場。
もちろん現物で、一気にドカンと買うのではなく、ナンピンして集めて行く前提で買う。
安くなった高配当株や好決算出してるのに地合いで叩き売られている銘柄を集める。
こういう銘柄は下落が止まれば買い戻される可能性は高いし、高配当株なら配当権利に向けて上がる傾向があるし、もし上がらなかったら配当貰って寝とけば上がる。
あとはトヨタやオリエンタルランドのような絶対潰れない優良株も安く買える。
この辺の時価総額が高い銘柄は外国人に人気だから外国人が買いに転じた時に買われやすい。
数々の○○ショックで暴落しても結局株価は戻ってさらに上がっている。
さらに今回5月の決算ラッシュの時に自社株買いを発表してる企業は多数あり、これらの企業はほとんどまだ自社株買いをしていない企業が多いからこの暴落で安くなった自社の株を安く買って来ることが予想できる。
企業からしてもこの暴落で安い資金で大量の自社株買いができて、自社の株価を買い支えることができるのは嬉しいはず。
トヨタ株、三井住友海上や三菱UFJ銀が売却 8000億円でhttps://t.co/qlRcOJcNvw
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 23, 2024
さらに来週暴落すればさらに手元に資金が残るという話。
これはどの企業にも言える。
株価が右肩上がりだと高く、どんどん買わなきゃ行けないからどうしても上限いっぱい株数は買えないけど、株価が落ちてれば別で上限いっぱいに自社株買いできる可能性がふえる。
暴落してる時に安く買える。
大暴落してる時はバーゲンセール。
今まで上がりまくってなかなか買えなかった株が安く買える大チャンス。
暴落や大暴落で、買える人が次の億り人になれる。
こんな大チャンスに損切りばっかりしてて、株価が元に戻った時にほとんど恩恵無しで、ただ損切りして資産イタズラに減らしただけ。
安く買えるという事はそれだけ株価が元に戻った時に値幅が取れるってこと。
ナンピンしてでも欲しい会社を買えばいい。
株価が下がったら安く買えて、利回りも上がるし、ナンピンなら平均取得単価も下げられる。
怖いならミニ株でナンピン
100株買わないで50株買ってさらに落ちたら50株買えば100株になる。
元々100株買うつもりならこうすれば少ない資金で、ナンピンできるし、恐怖も分散できて、下がれば平均取得単価も下げれてお得。
こういう暴落で一気に買ってはダメ。
さらに下がる事を頭に入れて時間をかけて集める。
買う前にしっかり銘柄のチャートを見て、リーマンショックの安値やコロナショックの安値などを参考にしてここまで落ちる可能性があると頭に入れて買う。
ナンピンの仕方も変わるし、ここまで落ちる可能性があると分かった方が気持ち的にも楽だからね。
【いくつかの怖いアノマリー】
- 日本利上げアノマリー
日本が毎回利上げしてから1年半以内に記録に残る大暴落が来るという話
- バブル崩壊
- ITバブル崩壊
- リーマンショック
そして今回は果たしてくるのか?
⽶国が先頭に⽴って利上げを開始、欧州がそれに続き、⽇本が最後に利上げを⾏うと、その翌年に世界的な景気減速が⽣じる(過去5回) pic.twitter.com/XWEtjwCom9
— 平 均 (@225average) August 2, 2024
ほら、これを見てもわかる通り⽇本が最後に利上げをしたらその翌年に世界的な景気減速が起きている
- 逆イールド
雇用統計を受けて、米2年債と10年債の利回り差が急速に縮小し、今にも逆イールドが解消されそうな勢い
リセッションは『逆イールド』が解消した後にやってくるというお話
過去はマイナスからプラスに変わった直後には、景気後退が必ず起きている。
画像のグラフを見ると、青い線が0を下から上に突き抜けた直後に、灰色の期間(景気後退)に入ってます、毎回!
景気後退の理由自体は毎回違いますけど、その後に大きく暴落している。
- 利下げのアノマリー
毎回FRBが利下げした後に株価は大暴落している。
それはFRBは毎回慎重になり過ぎて利下げする時にはもう手遅れになっているから。
今回も7月に利下げすれば良かったのに慎重になり過ぎるいつもの悪い癖が働き、9月の利下げに。
🇺🇸とりあえずこれだけ読んどけメモ
・失業率、4.3%に急上昇
・サームルールにヒット
・リセッション入りのシグナル点灯
・米2年債利回り▲28bp
・ナスダック100▲2.4%
・SOX▲5.1%
・ドル円146.5付近
・9月50bp利下げ確率90%
・シティとJPM、9月と11月に50bp利下げ予想
・今週もお疲れ様でした!— Tomo (@Market_Letter_) August 2, 2024
そして雇用統計は雇用が悪化し、失業率は4.3%とサームルール条件を満たす結果となり景気後退を強く意識されて金曜日の米国市場は暴落し、世界に株安が広がった
勘違いしている人がおおいけど、利下げが始まったら暴落する可能性が高い。
そして利下げが始まるまでは利下げ期待で株価は上がるという流れ。
景気後退開始の目安となる「サーム・ルール」が発動した。過去50年にわたり完璧な有効性を示してきた。今は9月の利下げ有無でなく0.25か0.5の幅の議論に移った。FRBは3年前のインフレ対応に遅れ、今回も景気後退への対応に遅れた「Behind the curve(後手に回る)」。日銀も完全に後手に回った印象だ。 pic.twitter.com/IHeJZgCfdF
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) August 2, 2024
今回も景気後退が強く意識されてFRBは後手に回ったと揶揄されており、9月の2段階利下げが急上昇し、11月も0.50%の利下げの織り込みが進んでいる。
利下げが始まったら数ヶ月後の暴落に要注意!!
4年周期で歴史的暴落??
- 2000年ITバブル崩壊
- 2004年なし
- 2008年リーマンショック
- 2012年なし
- 2016年EU離脱ショック
- 2020年コロナショック
- 2024年←追加利上げショック!?
4年周期で暴落が起きやすく、○○ショックや歴史的暴落になりやすいという話
全ては妄想から生まれた妄想話。
【まとめ】
今回は○○が来たら大暴落!?○日と○日に超警戒!!日経平均は○○○○○円まで暴落??を最後まで読んで頂いてありがとうございます。
ここで話した話はあくまでも私の妄想と分析を織りまぜた予想に過ぎないので外れたら笑ってお許しください。
投資は自己責任!
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次回の更新予定は未定。
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