本日も経済ニュースから妄想話を沢山閃いたのでぜひ最後までお楽しみください。
投資家の期待がアイツらを呼び覚まし、意図的に作らされたボックス圏と12月○日が怪しい話など、内容は盛り沢山の来週の株予想です。
【淡い期待が目覚めさせたアイツら】
今、投資家の多くは年末ラリーを期待してボックス圏から大きく上に飛び出し、年末株高を期待しています。
そんな淡い期待などしていなければタカ派五人衆を起こすこともありませんでしたが、淡い期待は過度な期待にランクupした事でタカ派界のオールスターが勢揃い。
米国株、「総悲観」に染まった相場の中で、「いま買うべき」といえる「納得の理由」 https://t.co/9hUrNO7TBn #マネー現代
— マネー現代 (@moneygendai) November 28, 2022
アングル:米国株、投資家に年末ラリーへの期待 利上げ方針に警戒も https://t.co/LagGy7CGRs
— ロイター (@ReutersJapan) November 28, 2022
ほら、投資家達の多くは年末ラリーに期待して12月の薄商いで資産運用担当者達がお化粧買いなどをして上昇する傾向があるから買っている訳です
要するに米国株は12月最後の5営業日と1月最初の2営業日に上がる傾向が高く、それは1945年以来、75%の確率で買っておくだけで勝てちゃうサンタクロース・ラリーに期待して買っている訳ですね。
だから投資家達の淡い期待は過度な期待に変わり、期待値は上がり続けている訳です
市場が淡い期待から過度な期待に変化した時に現れるのはもちろんタカ派五人衆。
過度な期待はしてはダメだと警告をしてレンジ相場に持って行くのが仕事です。
我ら五人衆が楽観ムードを叩き潰してレンジ相場にしてやるぜ〜とアナウンス。
ウィリアムズ総裁は金融政策はさらなる引き締めが必要だと言って、メスター総裁は利上げの一時停止はまだまだ先よと発言。
ウィリアムズ総裁は利下げはまだまだ先でガンガン利上げしてやるぜ〜と発言し、投資家達の楽観ムードへし折って、ブラード総裁にバトンタッチ!
タカ派界の帝王ブラード総裁は来年は利下げしないし、2024年も政策金利は高い水準にしてやるぜ〜と投資家達の淡い期待を一旦ぶち壊わす事に大成功!
より緩やかで時間かけた利上げ支持=米リッチモンド連銀総裁 https://t.co/J7CvKqVqra | ロイター #ロイター
— HimaTubeNews2 (@HimaTubeNews2) November 29, 2022
そしてバーキン総裁は追加利上げを支持すると発言し、ブレイナード副議長は上手くレンジ相場に持ち込めたので笑顔でタカ派発言。
だから今週火曜日までNASDAQ100は弱い動きになっていた訳ですね。
要するに利上げバンザーイ、タカ派五人衆とサンタクロース・ラリーを期待した投資家の過度な期待がぶつかってガチンコバトルが見えない場所で繰り広げられているというお話。
【作り出されたボックス圏】
今週前半FRBメンバーのタカ派発言で下げるもパウエル隊長のハト派発言で上げてボックス圏を作り出しました。
市場予想ではパウエルタカ派が濃厚で株が売られて下落したけど、予想の逆を行くのが相場です。
バーFRB副議長
『(12月FOMCについての質問で)0.50%の利上げは理にかなっている』
『利上げペース減速は理にかなっている』
さらにバーFRB副議長もパウエル隊長を援護射撃し、強いボックス圏を形成。
そして金曜日に発表された雇用統計は失業率は予想通りで他が予想上振れて大きく下落しましたが、水曜日のパウエル隊長発言を思い出し金利上がるも一服後に再び下落し、金利が下がった事で株は反発し、下げ幅は小幅に抑え込んだ訳ですね。
要するに失業率は市場予想通りだった事と水曜日のパウエル発言から12月は利上げペースがほぼほぼ減速させて来る事が分かってることから雇用統計が市場予想を上回りましたが、パウエル隊長のハト派発言が投資家心理を支えて大幅な下落を回避。
雇用統計が事前に強いのが分かっていたパウエル隊長はあえてハト派の発言してレンジ相場を作らせたという妄想話。
【来年超円高の可能性?】
水曜日のパウエル発言で12月の米利上げ減速観測などによるドル安が背景にあり、ドル高の時代は徐々に終わりを迎えています。
さらに12月は歴史的にみても円高になりやすい傾向!
定年後にやってはいけない投資「10分の1になっても不思議ではない」米国株のリスク https://t.co/lOlIzuETsd#マネーポストWEB#不動産投資 #定年後 #米国株 #資産運用
— マネーポストWEB (@moneypostweb) November 28, 2022
1929年、米国株の暴落は2年10ヶ月続き、最終的には90%も下落し、今の米国株は1920年代以上のバブルが来ており、いつ株価が10分の1になっても不思議ではないというお話。
ちなみに10分の1になるにはNASDAQ100が6900をぶち抜く事が出来た場合に起こる可能性なのでこれは流石に起きないと考えてます。
ただ、最悪の条件が重なり、欧州金融危機、リボ払いショック、戦争悪化や中国が台湾に進行したりとリーマン級のネガティブニュースが2つ以上重なれば10分の1になる可能性はあります。
そしてこの記事によるとドル円相場は来年100円ぐらいになるそうです
急回復の円にリスク残る、1998年を参考にすればさらに大きな波乱も https://t.co/qvpp8nXlwZ
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) November 28, 2022
ブルームバーグの記事では来年102円まで円高になる可能性があると教えてくれています。
既にドル円は151円→135円まで16円も円高に進んでいます。
ただ流石に102円までは行かないと個人的には考えてます。
理由は大きな壁がいくつもあり、それを超えていかないといけないからです。
135円、133円、128円〜124円のデカい壁を超えて115円の巨大な壁も超えた時に初めて現れる102円の背中!
-+
なので今の所は102円まで円高にするのは無理だと言うのがわかります。
ドル円は135円まで円高になったので133円と130円のどちらかで反発して141円まで円安を試したい流れ。
逆に133円と130円で反発出来ないなら128円を目指して円高に進む流れ。
【来年買場】
株式のベアマーケットラリー、来年初めも継続へ=ドイツ銀 https://t.co/tGQBmWIuGa
— ロイター (@ReutersJapan) November 28, 2022
ドイツ銀行は来年初めまで上がると予想し、その後にリセッションに入って株式は下落し、来年の6〜9月に暴落するからその期間は最高の買場だよと教えてくれました。
ゴールドマン、株式相場はリセッションリスクをまだ反映していない https://t.co/oHmKPTgHVK
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) November 28, 2022
ほら、株式相場は米国のリセッションリスクをまだ反映していない!
ドイツ銀行のストラテジストはS&P500は来年7〜9月期には現在の水準から19%下落し、3250ポイントまで落ちた後に10〜12月に回復するんだよと教えてくれました。
要するに来年の7〜9月の間に最高の買場がやって来てS&P500は19%暴落した後に底をついて年末に向かって爆上げするからその時に勝って年末まで持ってるだけで簡単に勝ってちゃうよと米国株の未来の値動きを具体的に教えてくれた訳ですね。
🇺🇸JPモルガン
*来年上半期の米株は弱含みを想定
*来年末のS&P500予想は4,200JPMorgan Strategists See US Stocks Slumping in First Half of 2023 – BBG
— Yuto Haga (@Yuto_gahagaha) December 1, 2022
ほら、JPモルガンも上半期は暴落が始まるけど、年末には戻してプラスになるから買場に備えてねと教えてくれています。
ちなみにNASDAQ100で当てはめるなら8100〜8200の付近が底と言うことになり私が以前からブログで話していたNASDAQ100が8000まで暴落するという妄想とほぼほぼ同じになります。
ただ今回も6月以降の暴落するすると新しく言ってきたので来年の6〜9月に暴落するという話が段々と怪しくなり始め、逆に12月13日から暴落するという可能性が徐々に上がっています。
【炭鉱のカナリア】
住宅関連業界の裾野は広い
住宅ローン金利高騰→新築住宅販売減→高級家具売れず景気後退のカナリアは鳴いている#モーサテ pic.twitter.com/NozLXHg1mo
— 亀太郎 (@kame_taro_kabu1) November 27, 2022
来年に向けて家具は炭鉱のカナリアといわれているアメリカの家具の価格は下落スタート!
早ければ12月のクリスマス前後に暴落しますが、それが起きなければ来年6〜9月の間の暴落が濃厚となります。
今までコロナ禍の巣篭もり需要や住宅購入の伸びにより好調だった家具の受注は、今年の5月から減り始めています。
金融引き締めによる利上げが、住宅購入に絡む業種の売上を減少させて低価格帯の家具製造の企業は既に人員削減を始めており、リセッションは来年起きると分かりやすく教えてくれています。
ちなみに11月に発表のあったニトリの月次は国内売上高(2023年2月期)は前年と比較してほぼ横ばいで客数は-5pt、客単価は5ptプラス。
客単価は値上げによる上昇と考えると客足は減っており、このまま客足が減ると減収の可能性があるのがわかります。
【円高の始まりはリセッションと共に】
【吉田恒の為替デイリー】
2023年の米ドル/円を予想する
✔利下げへの転換が予想されるため #ドル円 も米ドル安・円高へのトレンド転換が明確になりそう
✔ただ、米ドル安・円高も130円を大きく割れる可能性は低い
✔2023年のレンジ予想は?#ドル円 #FX #為替https://t.co/fQ1GLcfYLi
— マネックス証券 (@MonexJP) December 2, 2022
米ドル∕円もこれからドル安・円高へのトレンド転換が明確になり、130円を大きく割り込み米ドル安・円高に拡大したら米国のリセッションは本格的になり、大幅な利下げに向かう可能性があるんだよと教えてくれました。
要するに130円の節目は大切でそこを割り込むと米国はリセッションが始まり出して株価は上がりにくい地合いにシフトチェンジ!
徐々に下落相場が始まり、リセッションは本格化するから大幅に利下げが騒がれ出したら、円高に動くんだよと来年の為替の動きと米国がリセッションに入るタイミングを教えてくれた訳ですね。
そして利下げが騒がれ出した時には金融危機や何かしらのショックが起きて大暴落をしているので利下げが騒がれ始めた時に徐々に買い集めて行けばOKです。
ちなみに12月は円高のアノマリー!
日銀は大規模介入で輸入企業は当面のドルを手当したためドル需要は無くなりました。
さらに米国の金利も頭打ちになり130円割れが見え始めています。
[日本経済新聞]
23年度末までの「YCC撤廃」25% QUICK債券市場調査
(会員限定) https://t.co/jVLzEDWKHc— 日経 Top (@nikkei_top) November 28, 2022
日銀がYCCをやめる時期とパウエル隊長が利上げをやめる時期を重ねてくるオシャレな展開が水面下では準備スタート。
来年春に大きく円高に動かす為に。
【経済ニュース】
中国で『ゼロコロナ』への抗議が広がり、住民や学生の怒りと不満は街頭や大学キャンパスでの抗議活動に発展。
SNSに投稿された動画によると、住民や学生の抗議活動は中国複数の大都市に広がっている模様。
スイスは停電回避のために電気自動車禁止を検討しているそうです。
米国の30年固定住宅ローン金利の平均が6.29%に下落し、ジャンボローンは5.75%に。
住宅価格下落ペースは加速し、コロナの影響を受けた2020年春を除くと、2008年金融危機以来のペースになりました。
来年はリセッション&金融危機が再び起きるから買場に備えておいてねと歴史が教えてくれています。
【ストライキ再び】
イギリスはものすごいインフレ率で10%超えています!
24日にはイギリス中でストが決行されました。
スコットランドでは教師が40年ぶりにストを決行し、学校は休校に。
英国中で郵便局員が48時間のストを始め、クリスマス前の鉄道ストに関しては協議が続いています。
12月の看護師のストの日程は25日に発表されるらしいです。
そしてイギリスでは鉄道ストが30年以上ぶりにおきています。
🇺🇸鉄道スト回避へ
・上院で法案投票
・有給休暇付与は見送りか
・1日あたり2700億ドルの経済損失を回避#モーサテ pic.twitter.com/BXKVZTzHQN— ゆうすけ@投資ブロガー/株/仮想通貨/不動産 (@learntoushi) December 1, 2022
そして米国でも鉄道ストライキ回避へ上院がスト回避法案を可決しました。
鉄道ストの1日あたりの経済損失は20億ドルで鉄道利用者は最大700万人に影響。
バイデン大統領もストを回避するよう呼びかけこれはさらなるインフレ圧力に。
労組は24%の賃上げと5000ドルのボーナスを年数回に分けて支払うよう会社側に要求し、これはインフレ圧力になります。
さらにNY市はタクシー運賃の23%引き上げて配車サービスも料金引き上げ!
引き上げ対象にはウーバーやリフトといった配車サービスも上げられており、これも新たなインフレ圧力に!
【雇用統計実際は?】
雇用統計では雇用の強さがすごいと、取り上げられていましたが、足元ではしっかりと労働力需要が低下しているという話。
労働参加率低下の一因として病気による休職が最近では最大化している模様。
量販店の雇用は3ヶ月連続で1年ぶりの低水準に。
輸送および倉庫業の人件費は4ヶ月連続で4月以来の最低水準にまで落ち込んでいます。
ちなみに運輸・倉庫業は、消費者が自宅から出るようになったので夏から減り初め、11月には1万5000人減少。
何千人にも及ぶ技術者の一時解雇を背景に、情報機関の雇用は6月以来最大の伸びを見せているそうです。
政府のレポートによると技術系の仕事は様々な分野に広がっていますが、このカテゴリではそれらの労働者の大部分を占めているそうです。
別のデータによると労働需要は冷え込みを見せ始め求人は緩和されて、失業保険の申請件数はここ数週間で着実に上昇傾向に向かい、2月以来の最高値を記録しています。
さらに11月の調査では中小企業の経営者のうち、今後数ヶ月以内に雇用を計画しているのはわずか18%で2021年初め以来の最小の割合に。
今回の雇用統計の労働参加率は62.1%に僅かに低下し、4カ月ぶりの低水準。
25歳から54歳までの労働参加率は3カ月連続で低下し、女性の参加率低下が目立ちました。
そして週平均労働時間は6月以降で初めて減少をみせています。
要するに今回の雇用統計が強く見えたのは複数パートタイマーによって雇用が水増しされて、退職金により時給が上がっているというカラクリ。
株価的には下に反応してますが、実際の経済は弱まってるという私の妄想。
【NASDAQ100予選】
NASDAQ100は下値を切り上げながらレンジ相場。
NASDAQ100はじわじわと下値を切り上げながら徐々に高い位置でボックス圏を作り出しています。
11600〜12000のレンジ相場でチャートは上に行きたがっているのがわかりますね。
- NASDAQ100がレンジ相場を抜けて11500も下にぶち抜いたら警戒で11300→11000→10800→10600と節目で反発出来なければ下落相場にシフトチェンジ。
ボックス圏を上に抜けて12100をブレイクしたら大きく上に上昇して、12400→12600→12800と跳ね返されなければ上がって行きます。
もしも、13000を上にブレイクしたら今年最後の来年の暴落回避をかけた最大のチャレンジがやってきます。
13900を超えたらチャレンジ成功!
13900を越えられずに跳ね返されたらチャレンジ失敗で来年は予定通り暴落がほぼ確定します。
12100を超えたら上目線
11300を割ったら下目線
【日経平均予想】
日経平均は若干下目線。
- NASDAQ100に合わせてレンジ相場になり、27500円〜28000円の間で動くレンジ相場。
円高が重荷になって日経平均は徐々に下げ幅を拡大させて、27500円で反発が出来ずに下にブレイクしたら下落相場。
27500円→27200円→27000円まで下落し、節目の27000円で反発出来るかを試されます。
出来れば28000円までは上昇し、出来なければさらに下落して、27000円→26800円→26400円→26200円まで大きく落ちる可能性があります。
- 27500円までに反発して28000円をブレイク出来たら再び上目線で28200円→28440円→28800円→29000円と節目で跳ね返されなければ上がっていく流れ。
28000超えたら上目線
27500割ったら下目線
【マザーズ】
マザーズは770を上に抜けて800も越えたので上目線で840をブレイクして860も超えたら1000ポイントまで上がって行く流れが生まれます。
ただ、NASDAQ100が暴落するとマザーズも仲良く下落するのでNASDAQ100の動きには注意です。
そして円高になってもマザーズの銘柄は影響をほぼ受ける事はないので円高が加速しても無視でOK。
【円高が与える影響】
主力企業の想定為替レートは133円だからさらに円高が進んだ場合は業績下方修正の可能性もup。
円安の下駄履き想定レート 11/13更新 1/5
148円 キヤノン🥇
145円 住商🥈 シスメックス🥈 日本特殊陶業🥈 ニチリン🥈
143円 日本郵船
141円 三菱商事
140円 安川電機 ワコム ソニー ヤマハ 三井物産 村田製作所 双日 信越化学 住友鉱山 コマツ
139円 INPEX
138.7円 ユニクロ
137円 日産
136円 マツダ— うさ姫❄シロノワール (@usahimeJC) November 13, 2022
足元の円相場は、輸出企業の今期想定為替レートより円高になりつつあり、さらなる円高に進むなら業績下振れリスクがup。
逆に円高恩恵銘柄は赤字縮小や業績回復&上方修正の可能性がupします。
【12月○日株高or株安両方の可能性】
①株高の可能性(サブシナリオ)
10年債利回りは雇用統計発表後に上がるも再び下落し、3.5%を割り込みこれは株高要因になります。
10年債利回りのチャートを見ていると米国は既に利上げを強く出来なくなっているのが分かりますね。
だからパウエル隊長も本心は12月も利上げ0.75%でやりたいけど、それが出来ないので0.50%利上げして利上げはするけど、ペースを落とすやり方に舵を取り始めた訳ですね。
実体経済の減退は利上げより遅れてやってくるためパウエル隊長は利上げのリスクを勘案しており、市場がもしタカ派に傾倒したとしても来年も積極利上げを予想して株価が下になったとしても今後パウエル隊長は『積極利上げはしない』可能性が高いからです。
そうなってくると12月14日のFOMCで0.25%の可能性もワンチャンあるという話。
実際にコリンズ総裁は0.25%利上げの可能性も11月に発言されていました。
かなり可能性としては低いとは思うけど仮に0.50%ではなく、0.25%だった場合は大きく株高に動きNASDAQ100は12600or12800まで上がり、さらに上がってしまう可能性もあるという話。
ちなみに2年債利回りが3.5%まで下がったら株価は爆上げハッピータイムがやってきます。
②株安の可能性(メインシナリオ)
13日に予想以上にインフレ率は高く、14日に0.50%でNASDAQ100は予定通り下がっていく流れの完成になります。
実際は雇用統計は強い結果が出て株高の反対の株安に動くハズでしたが大きな力が働き大幅な下落を回避。
理由はもちろんパウエル隊長の水曜日のハト派発言です。
雇用統計の発表を受け最初は株が下落し、金利は上昇したが、パウエル隊長の発言を皆が思い出して下がった所を逆に押し目買いをして、レンジ相場継続の流れを作り出しという訳ですね。
つまり来週も上目線で13日まではレンジ相場を作りながら12600を目指していく流れ。
13日までNASDAQ100が妄想通り上がった場合は綺麗なチャートを描きながらちょうど13日付近に12600ポイント辺りまで上がるのでCPIの結果を使って上手く下落させる動きに出来るわけです。
だってチャートが経済ニュースの8割近くを作っている訳ですから。
そして12月に1番警戒しなければいけない言葉、その名も『タックスロス・セリング』です。
タックスロス・セリングとはあえて保有していたポジションを処分して損を確定させ、それまでの実現益と相殺することで少しでも納税を軽減させようとする動きのことです。
【本日更新】
ずっと厳しい展開が続いた、米国株マーケットに明るい兆しが見えた11月。12月もこの調子なのでしょうか?
その行方をうらなう上で非常に重要な2大イベントとともに解説します。#米国株 https://t.co/niy65thniX— Finasee(フィナシー)|Financial Well-Being を実現する資産形成メディア (@finasee_money) December 2, 2022
ちなみに売られるのは上昇が見込めない下落が続く株式。
つまり下落局面にある株は売りが加速する可能性があり、例えば今年IPOした銘柄でずっと下がってる銘柄やネガティブ材料で下落している銘柄などは売られやすいです。
バイデンは今週プーチンに対して『本気で戦争終結望むなら』会談する用意があると述べてました。
米ISM製造業景気指数、11月は49.0 約2年半ぶりに50を下回る https://t.co/MRMr2qk3BR
— ロイター (@ReutersJapan) December 1, 2022
米ISM製造業景気指数はパンデミック経済封鎖直後の2020年5月来初めての50割れこみ今は不景気だぜ〜これからは物価は落ち着いて行くんだとアナウンス!
米個人消費支出、10月は0.8%増と堅調 https://t.co/nzvVdDEPPQ pic.twitter.com/pkr3jo3PLy
— ロイター ビジネス (@ReutersJapanBiz) December 1, 2022
PCEは6%上昇で伸びは鈍化しており、インフレ率は落ち着いているんだよと次々に出始めているので怪しさ満点。
なので13日のインフレ率は8%を超えて株価暴落フェスティバルが開催されると考えています。
こんだけ露骨にインフレ落ち着いて来たと出してくるのは逆にあやしいですからね。
【1月は上目線?】
12月のFOMCで0.50%利上げすると政策金利は4.50%になって、そうなると来年の政策金利の天井は5.00%くらいだろうと言われ始めています。
そうなった場合のFOMCスケジュール
- 2月→0.25%up→4.75%
- 3月→0.25%up→5.00%→最後の利上げ
こうなった場合は1月は意外に株価が上昇する可能性があります。
1月に注目するべき事はFRBメンバーが2月のFOMCで0.25%を示唆するような発言があるかどうかです。
市場で2月のFOMCは0.25%の可能性に傾き始めています。
【景気後退待ったなし】
🇺🇸ISM製造業景気指数
好不況の境目である50を下回る#モーサテ pic.twitter.com/SqvXwOGrLv
— ゆうすけ@投資ブロガー/株/仮想通貨/不動産 (@learntoushi) December 1, 2022
11月米ISM製造業景気指数は好不況の境目である50を下回り49.0で約2年半ぶりに50を下回る結果になりました。
アメリカ人の貯蓄率は2.3%と2005年以来の低水準。
消費者はインフレに苦しみながらクレカローンの残高を増やし貯蓄を減らして生活の質をなんとか保とうとしているのがわかります。
非製造業の雇用が悪化し、数値に現れ始めるのは来月以降。
これから金利高止まりで失業率は徐々に上がり、テック以外の企業もレイオフと雇用停止が進みリセッションに入って行くのがわかります。
ニューヨーク・タイムズの社員1000人が来週ストライキを起こす可能性もあるそうです
8日までにNYT経営陣と新しい労働契約で合意できなかった場合には、24時間のストを行う計画だという話。
ストライキはわかりやすい景気後退の兆候であり、ストライキが景気後退を加速させます。
ストライキが起きると経済にもインフレにも大打撃が起きます。
そのストライキが欧州でも米国でも多発し始めているという話
来年になれば本格的なリセッションに入り、自己破産激増してクレジットカード破産、カーローン破産、不動産担保ローンの破産などが起き、金融危機が起きる可能性があるんだよと分析出来るわけですね。
最大の買場に向けて水面下では大暴落の準備が開始されているという私の妄想話
【まとめ】
今回は投資家の期待がアイツらを呼び覚ました!?リセッションは円高と共にやってくる!作り出されたボックス圏を最後まで読んで頂いてありがとうございます。
知ると言うことはとても大事で貴方の資産を守り、防御力を上げて損失を減らす事に繋がります。
そして資産を増やすチャンスにもなる。
投資において1番大事な物は情報です。
情報を知っていると言うだけで知らない人よりも何倍も有利になり、何倍も増やすチャンスを掴めるからです。
ここで話した話はあくまでも私の妄想と分析を織りまぜた予想に過ぎないので外れたら笑ってお許しください。
投資は自己責任!
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また次回の記事でお会いしましょう