今回は上がる要因と下げる要因を紹介!日経平均最高35000円について解説していきます。
【株安要因】
今週は連銀総裁の発言が多く、FRBメンバーは利上げをまだまだしたい姿勢で今週発表のFOMC議事録が不安材料。
NY連銀製造業指数
- 低下幅、2001年から遡り2番目の大きさ
- 新規受注 -29.6 vs 前回 +6.2
- 出荷 -24.1 vs 前回 +25.3
🇺🇸NY連銀製造業指数
*低下幅、2001年から遡り2番目の大きさ
*新規受注 -29.6 vs 前回 +6.2
*出荷 -24.1 vs 前回 +25.3NEW YORK MANUFACTURING PLUNGES BY SECOND-MOST IN DATA TO 2001: BBG
— Yuto Haga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) August 15, 2022
FRBのソフトランディングが難しくなってきている兆候なので今週のFRB要人発言に影響を与える可能性が高い!
【株高要因】
米長期金利が下がっており、米10年債が下落している事が日米共に株高要因に。
ちなみに米10年債がさらに下落し、2.6%に近づくとさらに株高が加速、逆に3%を超えると下落要因にシフトチェンジするので金利の動きは常にチェック!
原油価格はウクライナ危機前の水準に下がり、小麦やトウモロコシなども下落している事もインフレピークアウトの兆しから投資家心理が改善した事も株高要因。
カーソン・グループのライアン・デトリック氏
『S&P500構成銘柄の90%が50日MAを上回って引けたことを指摘し、こうしたシグナルは、歴史的に強い上昇トレンドの時に起こる』
と話しており、今が買場だと優しく投資家の背中をおしてくれています。
【ダブルインバース踏み上げ相場??】
日経平均は2020年の11月の時も同じ現象がありました‼️その時は24000円を超えそうになると毎回跳ね返されていたのでそれに近づいてきた10月くらいからダブルインバースの買残が今と同じように積み上がり、1兆2000億を超えました。その結果そこからどんどん日経はダブルインバースを焼きながら上がり、3ヶ月後に30000円を突破しています。
今回も日経は28000円、ないしは28400円で跳ね返されて落ちるだろうと多くの人が思いダブルインバースは28000円に近づくに連れて買残は積み上がり、気づけば過去最高!!
今回も同じようにダブルインバースを焼きながら日経が30000円まで上昇するかまではわかりませんが、可能性は低くないと考えてます。
ちなみに前回は3ヶ月で28%上がっているので今回に当てはめて考えた場合の日経平均は35000円台で米中間選挙が丁度3ヶ月後だと言うことは最高のシナリオなら日経は米中間選挙の11月8日まで上がり続けて35000円台まで上がる可能性があると言うことになります!!
たださすがに35000円まで上がるのはかなり難しく3%未満くらいの可能性しかないと思いますけど、0ではないのでダブルインバースや空売りをしている人は気をつけてください!
あらゆる条件をクリアして起きる超踏み上げ相場。
少なくとも日経は1月の高値29300円までは上がっても全然おかしくはないですね。
【FOMC議事録でトレンドが変わる可能性?】
今週1番重要なイベント、その名もFOMC議事録!木曜日朝方に発表される議事録の中身次第でボーナスステージは終わり下落スタートにも、ボーナスステージが加速し、さらに大幅上昇する可能性もあるため超重要!
FOMC議事録の発表で9月利上げ幅は0.75%の可能性を示唆するものが飛び出したら相場は大きなショックを受けて下がる可能性が高いです!
理由はインフレピークアウトで9月のFOMCで利上げ幅0.50%になる思惑で上がっており、それを否定されたら0.75%を織り込むためにも1度大きく下落する必要があるからです。
わかりやすくまるっと説明すると、今投資家の皆さんは米の政策金利が最悪上がっても3.5%までしか上がらないと考えているので9月の利上げが0.75%になるとFOMC議事録で示唆された場合はこのシナリオ(思惑)が否定されるので日米共に下落すると言うわけですね。
逆に0.75%の可能性が下がれば株高になります。
だから今回のFOMC議事録は超重要なので注目です。
【NASDAQ100】
・NASDAQ100
NASDAQ100は18日朝方に発表されるFOMC議事録次第で大きくトレンド展開がおきます。
- NASDAQ100は13900にチャレンジして跳ね返され勢いを失い、12800〜13900のレンジ相場にトレンド変換
- NASDAQ100は水曜日からトレンドが変わり下落相場にシフトチェンジ!12100を目指して落ちていく流れ
- NASDAQ100はついにデンジャーゾーンを突破し、13900をブレイクして奇跡のガン無視相場へMAX15100のボーナスステージ突入。
【日経平均】
日経平均は奇跡の上昇トレンドに入ってる可能性が高く、28800円をぶち抜いたので次の目標29300円に向かって上がって行く流れで可能性は低いですけど29300→29600→30000→30700円をぶち抜き上昇が止まらなかった場合は最高で35000円以上まで日経はダブルインバースや空売りを燃料に上がる可能性がかなり低いですけど、あります。
NASDAQ100が暴落した場合は引きずられる可能性があり、レンジ相場になる可能性があります。
27750〜29000円のレンジになる予定。
【オマケ指数】
・S&P500
S&P500 は4400を上に抜けると4600→4800まで最大上がる可能性がありますが、逆に4350前後で跳ね返された場合は4100→3900→3800まで一旦下落する可能性があるので注意!
・マザーズ
マザーズは700ポイントを超えてレンジから上昇トレンドにシフトチェンジしているので760を目指して上昇中で760→800→840まで米中間選挙までに上昇する可能性があります。
逆に700を下に割ったら注意で下落相場の合図です。
【経済ニュースから紐解く未来の暴落予想】
8月NAHB住宅指数
- 8カ月連続低下(55→49)
- 2007年のサブプライムショック以来最長の連続低下
🇺🇸8月NAHB住宅指数
*8カ月連続低下(55→49)
*2007年のサブプライムショック以来最長の連続低下US HOMEBUILDER CONFIDENCE HITS WORST SLUMP SINCE 2007 COLLAPSE – BBG pic.twitter.com/uiouaBxl3N
— Yuto Haga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) August 15, 2022
米住宅建築景気指数はサブプライム並みの低水準になり、米中間選挙が終わったらサブプライム並に大暴落があるよと教えてくれています。
日経平均の予想配当利回りが、過去ピークに近い水準に!
日経平均の予想配当利回り、過去ピークに近い水準 pic.twitter.com/ZfdRrzdZv6
— 平 均 (@225average) August 15, 2022
景気循環株がメインの日本株式にとっては配当がピークに近い=それは世界経済のピークを示唆するので、これからピークを過ぎれば世界は大暴落に向かうと経済ニュースで教えてくれています。
モ○ガン・スタンレー
今は嵐の前夜~
- 欧州は、ガス制限と利上げ継続で年末にリセションの既定事実
- アメリカは、住宅と企業投資の低迷、雇用創出ペースの鈍化で、ソフトランディングは容易ではないだろう
- 中国、は底は確認されたが、問題はリバウンドするかではなく、どの程度リバウンドするか
モ○ガン・スタンレーは上昇相場の終焉は欧州発のリセッションからでそれは年末から始まると投資家達に警鐘ならしています。
経済ニュースを細かく分析する事で思惑が見えて、未来のチャートが見えます。
日々の経済ニュースを見る事は未来の暴落や暴騰を早めに予測できるので大事!!
【考えうる理想的なシナリオ】
超理想的なシナリオは8月18日に発表されるFOMC議事録でネガティブサプライズなく、無事に通過し、ジャクソンホール会議でバイデンさんの圧力に屈してパウエルさんハト派転身。
さらに9月02日の雇用統計で失業率3.7%以上で9月13日に発表されるCPIが8%以下だった場合は日米株はバカみたいに上がる超上昇トレンドに入ります!
この条件を全てクリアしたならばNASDAQ100は今年の2月、3月の高値15100に向かって上がり、S&P500は4800を目指し日経平均は30700円を目指す異常事態になるでしょうね。
まさに奇跡が起きないとほぼ不可能な理想的シナリオ!ただ奇跡が起きたのなら中間選挙前に1回9月に落ちてから上げるシナリオではなく、11月8日まで右肩上がりの暴落なし、調整なしの超ボーナスステージに!?
【まとめ】
今回は今週上げ要因!下げ要因?解説!日経平均35000円?!を読んでいただいてありがとうございます。
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また次回の記事でお会いしましょう。