今宵も私の妄想と作り話の世界にようこそ。
今回は新しい暴落シナリオの詳細を話したり、私の投資戦略やお待ちかねの月末発掘テンバガーコーナーなど内容はいつも通り盛り沢山です。
【英国初の債券急落ショック】
金曜日は欧州株が大幅安で英2年債が1日で3.47%→4.00%へ向かって一気に接近!
木曜日に金融引き締めに加え、BOE国債売却発表で国債が売られまくり金利急上昇で不安な時にトラス政権が財政出動(減税)を発表!
これはインフレにさらにガソリンをかけるのと同じです。
これにより米長期金利も敏感に反応し、3.8%にタッチ。
米2年債と10年債逆イールドは40年ぶりの大きさに。
それに反応した日米先物は急落しました。
米国市場が開くと3指数は仲良く下落。
NYダウは6月の安値を割る展開で欧州株は軒並み2%強下落しました。
さらにドイツ2年債金利が2008年以来初の2%を超えました!
そしてイギリスの短期金融市場は次の11月BOE会合を100bp利上げを50%以上織り込みが進む異常事態に。
🇺🇸フィッシャー元連銀総裁
「欧州経済は非常に危険な状態」
「おそらくすでに完全な形のリセッションに直面している」Fmr Fed Fisher: “Europe is really threatened right now. They are probably in an outright recession”
— Yuto Haga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) September 23, 2022
さらにフィッシャーさんは欧州は既にリセッションしており、今は危険だとアナウンスを出してこれから買場がくるから備えてねと優しく教えてくれています!
欧州発の世界的な景気後退が近づいていますね。
金曜日の英国では株、通貨、国債がそろって売られる『トリプル安』が起きました!
現在、海外投資家やファンドは株を売り現金にしており、まるで現金が王様状態になっています。
これはまるで大暴落がこれからおきるので一旦現金に変えてその買場を待機しているような感じですね。
【パウエル現在の目標】
FOMCの生中継でパウエル隊長は会見で賃金上昇が鈍化するまでと発言したんですが本来は「物価上昇が鈍化するまで」という失言がありましたが、これは本音が出ただけです。
つまり、賃金インフレを抑えたいのが、FRBの本音なんですよね。
これはわざと間違えて我々にヒントをあたえてくれたのかもしれませんね。
FOMCは失業率を4.4%にするのが目標。
この目標から大きく外れた時は注意が必要です。
例えば5%や6%など、FRBの想定していないシナリオなのでその場合はスタグフレーションが意識されて大幅に下落するので失業率が4%を超えたら注目で4.5%を超えた場合は警戒してください。
あとはFRBはコアインフレ率が4.5%まで落ちると予想しているけど、現状は6.3%でまだまだ高い状況なので来年4.5%まで落ち着いて来るのかを注目しておきましょう。
来年になっても5%をうろちょろしていたら株売りの材料になってさらに下がるのでコアインフレと失業率には常に注目です。
ちなみに今週のFOMCで下げた理由は0.75%利上げは予想通りでしたが、今後の政策金利想定が市場予想より高いサプライズになり落ちました。
要は市場は来年利下げに期待してたけど否定され、さらに年内に大幅利上げ継続と来年も利上げで景気後退懸念で売られる展開になったわけですね。
【今週の経済ニュース】
米国の住宅ローンの平均金利は2008年10月以来最高の6.29%に上昇し、リーマンショック時の水準になりました。
米長期金利はついに3.7%を超え、11年ぶりの高水準に今週なりました。
リセッションシグナルはついに2000年代前半まで下落。
🇺🇸リセッションシグナルは2000年代前半まで下落 pic.twitter.com/kOLrx4A310
— マゼラン (@fun00555129) September 22, 2022
さらに今週FOMCで0.75利上げ決定で米国株は続落しました。
政策金利は、2023年に4.6%に達するとの予想で、FF金利誘導目標は3~3.25%となり、これは2008年の金融危機以来の高い水準!
既に大暴落の準備は整いつつあります。
シュナーベルECB専務理事
『ユーロ圏は縮小ではなく、停滞の可能性が強い』
『ドイツは、ガス不足でリセッションに陥る恐れがある』
ユーロ圏はリセッション入りがほぼ確実視されているので、通貨や株の動きは今後米国の動きを想像する上で非常に参考になるんだよと分かりにくい言葉を使って教えてくれています。
先日、EUはロシアの制裁解除を計画している事が公表されました。
ブルームバーグからはEUがロシアからの石炭と木材の輸入禁止を密かに解除したと報道がありましたね。
もう既にEUは白旗を半分くらい上がってる状態です。
フランスではエネルギー危機を受けて、原子力発電所の修復を決定し工事が開始されました。
プーチン大統領は5万人の受刑者をウクライナ戦争のために参加者を募っており、6ヶ月間前線で戦った者は自由が与えられるそうです。
プーチン元側近は英国への核攻撃ありえると発言。
プーチン大統領の元側近である、セルゲイ・マルコフ氏はBBCのラジオ番組で『イギリスがロシアに強硬な姿勢を続ければ、ロンドンに核の脅威がある』と発言がありました。
さらにプーチン大統領は前日に国民向けの演説で核兵器の使用を示唆する発言もあったことから今週は防衛関連株の上昇が目立ちましたね。
ちなみにプーチン大統領のテレビ演説後は英国人は避難を始める人も現れたそうです。
さらに中国も既に習近平は台湾併合に向けた戦争準備に入ったとの知らせもありましたね。
地政学リスク現在急上昇!
あと今デモ活動が活発化しており、逮捕者が続出しています。
ロシアで予備役招集始まり、デモ拘束者にも令状が出ており、戦地に動員されたくない市民がロシアから逃げようと飛行機に乗ろうとしてもモスクワからドバイ感のエコノミークラスの片道運賃は、9200ユーロ(約130万円)まで高騰しており、それをクリアして逃げたとしても禁固15年で唯一それを免れる方法は骨折です。
なのでロシアでは今『腕を折る方法』の検索数が尋常じゃないくらい伸びてるのが話題になっているというお話。
【為替介入について】
24年ぶり円買い介入で円は一時140円台まで円高に!
介入した理由はシンプルに円安が145円を突破しちゃったからです。
145円を超えたら147円まで一気に円安が加速する可能性があり、下手すると損切りと重なってセーリングクライマックスで150円まで円安が進む可能性があったのでそれを恐れて介入し、一時的に円高にしたんだと思います。
ちなみに米国とECBは為替介入を否定するも理解はしていると発言があった事から日銀の単独で為替介入を行った事になります。
日銀は今のところ来年に円高に大きく持って行く準備を水面下でしている可能性があるので注意が必要です。
1998年に為替介入をした際は日銀は4兆円の資金を出して協調為替介入をおこない、円高にしたんですが、今回はそれが出来ないので単独為替介入をしたわけですね。
しかし、日銀は1998年の時とは違って、アベノミクスのお陰で外貨準備残高は20兆円を超えてるので日銀が本気を出したら物凄い円高に持って行く事が可能なんですよね。
単純に1998年の5倍もあるので!
岸田首相
『過度な変動に断固対応をとる』
岸田もこれ以上の急激な円安は中国に怒られちゃうから全力で145円まで来たら対応を取って行くからねと検討ではなく、対応としっかりとした意思を投資家達に伝えて来ましたね。
【新暴落シナリオ突入?Xデーは10月??】
止まらない長期金利上昇や英政府の予想外の大規模減税発表などで世界的に株安になっており、ついにNASDAQ100は来週にも下落が止まらなければ11000を割り10600に向かって下がる流れでさらに下に落ちてしまうと年内にNASDAQ100が9600にタッチする可能性が非常に高くなり、その場合は10月と12月のどちらかでXデーを迎える事になります。
そうなった場合は来年春にはNASDAQ100は1番最悪のシナリオになり、8000台まで大暴落します。
その時にもし、日本が円高になっていた場合は日経平均が最悪半分以上吹き飛ぶ可能性があります。
つまりリーマンショック前の15000くらいまで下落する可能性があるというわけですね。
今の暴落はまだ生易しい!
過去のNASDAQ100の歴史的な暴落
- 2000年ITバブル崩壊 −83%
- 2008年リーマンショック −54%
- 2022年←現在−39%
- 2020年コロナショック −30%
- 2018年世界同時株安 −22%
- 2016年チャイナショック −16%
現在は2000年以来の暴落で見るならコロナショックをついに超えて3番に来ました!
そしてもしこのままNASDAQ100が年内に9600まで下落したら来年は8000台まで下落するのでリーマンショックも超える大暴落になるのはまず間違えないでしょうね!
日本株がそれ程落ちていないのは円安だからです。
もし日本株がここまでの円安になっていなければ今頃おそらく22000円くらいか?それよりさらに下落してるでしょうね!
現在S&P500は2008年と2022年を比較したチャートを見るとまるで誰かの描いたシナリオ通りに進むように非常に似ていますね。
This is an updated chart of the S&P 500 comparing 2008 vs. 2022 pic.twitter.com/UG2Ewd2OGO
— Michael J. Kramer (@MichaelMOTTCM) September 23, 2022
仮に私の新しい1番最悪の暴落シナリオになった場合は米国3指数はここまで下落すると予想。
NYダウ
26000まで下落
最悪のシナリオだと22000まで
NASDAQ100
8900まで下落
最悪のシナリオだと8000まで
SP500
3100まで下落
最悪のシナリオだと2700まで
来年ホントに落ちたらマジで今世紀最大の買場になりますね。
2000年以外は暴落した翌年の株価は爆上げしており、ホントにここまで大暴落した場合、来年は今世紀最大の買い場になりますね!
数年ガチホして寝かせるだけで優良株なら数倍〜テンバガーなってしまうかもしれない最高の買場に備えましょう!
VIX 指数29.92はまだまだ低すぎる!
リーマンショック時のVIXは96.4でコロナショックは85までVIXは上がりした。
通常VIXは40を超えたら買いと言われており、私もそれに関しては同意ですが、今回起きる暴落はいつもと違う超デカイ大暴落です!
ちなみに過去のVIX指数で40超えは7回のみ
- 98年ロシア危機
- 01年米同時多発テロ
- 02年ワールドコム破綻
- 08年リーマンショック
- 10年ギリシャ危機
- 11年米国債格下げ
- 20年コロナショック
今回、既にNASDAQ100はコロナショックを超える暴落率なのにまるで誰かに操作されているようにVIXは29で40すら超えていない状態。
暴落シナリオは次のステージに向かって進行中。
NASDAQ100が、11000を割ったら年内5割以上の確率で新しい暴落シナリオになります。
10600を一時的にも割れば新しい暴落シナリオにシフトチェンジ濃厚。
【なるみの戦略】
私はVIXが40を超えたら様子を見ながら焦らずに買っていき、60を超えて来たら強めに買っていくイメージです。
もちろんVIXが60を超えたからって最初から全力で買うのはNGです!
新規で入るならまずは小ロットでそこからさらに落ちたら嬉しいナンピンをしていきます。
この際に見るチャートはリーマンショックやITバブル崩壊までのチャートを参考にして最悪ここまで落ちると頭に入れてからナンピン戦略を考えていきます。
安い銘柄は買っていくつもりですけど、それはあくまで一時のレンジを狙った投資で今世紀最大の買場が来るまでは長期で新しく買う銘柄あまりないと思います。
リーマンショックやITバブル崩壊までのチャートがない銘柄については株価やどんな銘柄にもよりますがハイテク関連なら最低でも10分の1以下になる可能性があると考えたうえでナンピン戦略を考えましょう。
バリュー株でもリーマンショックの時はオリックスで2100→170円で10倍以上も落ちてますからね。
リセッションが起きた時はセクターによっては超危険な銘柄もあるので注意してください。
リセッションが起きた時に危険なセクターはこの記事で紹介しています。
ちなみに今月中にNASDAQ100が11000を割ったら米中間選挙で10月はアノマリー的には上がる月なんですけど、その場合は10月中にワンチャンNASDAQ100は9600まで下落するのでNASDAQ100が10000を割れて9600に向かって下落した場合のみ全力で買いまくります!
ちなみに9600が何故買場だと言ってるのかはコロナショック前がちょうどNASDAQ100は9600で9600にはデカいサポートラインがあるからです。
そして年内9600まで落ちた場合は8000まで最悪落ちる可能性があるのは8000にデカいサポートラインがあるのでそこで反発すれば2024年のメタバース爆上げ相場に影響はないからです。
これはあくまで私の妄想と推測による私のただの戦略なので株の売り買いを推奨しているわけではないのでよろしくお願いします。
投資は自己責任!
【NASDAQ100予想】
NASDAQ100は下落する流れ。
- NASDAQ100は11000〜11500のレンジ相場で11000を割らずに反発が出来れば下落トレンドが一旦終わる可能性があります。
来週にNASDAQ100が11000を割ってしまった場合は11000→10600→10400→10000→9600まで節目で反発出来ないと最悪Xデーを来月迎える最悪の状態になります。
逆を言えば11000を割って10600まで落ちれば買場はかなり近いとも言えるので悲観し過ぎないように!
NASDAQ100が11000を割らずに反発を出来てレンジを抜けて12000まで上がる事が出来たらボーナスステージに突入の可能性があります。
この場合は中間選挙アノマリーでNASDAQ100は11500→12000→12400→12700→12900→13300まで節目で跳ね返されなければ上がる可能性があります。
12000超えたら上目線
11000下回ったら緊急事態発生で動きに大注目
【日経平均予想】
日経平均はNASDAQ100に釣られて下落する流れ濃厚。
- 26200〜26400円付近で反発して、26200〜27200円のレンジ相場。
NASDAQ100の下落が止まらない場合は日経平均は26800→26400→26200→25900→25600→25400円まで節目で反発できなければ落ちる可能性があります。
26200円を割り込んでしまうと下落が加速する可能性があるので注意です。
- 27200円までに反発出来てNASDAQ100も反発で上がった場合は26800→27200→27500→27900円まで最高で上がる可能性があります。
27200円超えたら上目線
26400円割ったら警戒
26200円割ったら超警戒です。
【中間選挙アノマリー】
今回はNASDAQ100が9月中に11000を割って10600に向かって下落する場合は10月の中間選挙アノマリーは否定されて逆に10月にNASDAQ100は9600まで落ちる可能性があります。
さらに今中間選挙後に米国で争乱騒ぎになる可能性あると言われています。
これは中間選挙後に連邦議会襲撃が起きる可能性があるとFBIが発表を出したからです。
それにより中間選挙アノマリーは今回厳しいかもしれませんね。
中間選挙後にNASDAQ100が暴落して9600まで落ちる可能性もあるし、10月中に9600まで落ちてしまう可能性もあり、難しい相場になりそうですね。
【発掘テンバガーコーナー】
今月の発掘テンバガーは
コロナ以降の時流(DX)に乗って本業は順調、投資事業も成功した会社で時価総額も141億円と小さいのでテンバガーを狙う上でもクリア。
アステリアはシステム開発会社でXML専門のソフト開発で日本初。
企業のシステム連携ツールが主力です。
さらにアステリアは出資先のゴリラテクノロジーがNASDAQに上場!
アステリアの時価総額は100億前半だけど、ゴリラの時価総額は5000億近くでそのうち15%の出資だから、実際は300億以上の資産を持ってるのと同じになりこれからに凄く期待が持てる会社です。
将来的に十分にテンバガーを狙えると私は考えています。
これは私が分析したテンバガー銘柄をあくまで紹介しているだけなので推奨したりおすすめしてる訳ではないのでよろしくお願いします。
投資は自己責任です!
【まとめ】
今回は運命の時迫る?NASDAQ100が○○切ったら最悪10月に1回目のXデー到来?!(来週の株予想)を最後まで見て頂いてありがとうございます。
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