今回は8月最後のビッグイベントジャクソンホール会議やまた底打ちのサインは出てない件など来週の株予想も入れて解説していきます。
【底打ちはまだ】
S&P500種株価指数の実績PERと米消費者物価指数を組み合わせた指標です。
底打ち確認100%の的中率を誇ります!
この指標がなぜ的中率が100%なのかは、1950年代以降全ての大底局面においてこの指標が20%を下回ると底打ちのサインで的中率は脅威の100%
ITショック、リーマンショック、コロナショックでさえも全て当てています。
ですが、今回の暴落で27%までしか下落せず、底打ちのサインとなる『ルール20』は発動せず!
私が前に出した記事にも書きましたが、中間選挙後の年末から暴落するという予想がさらに現実味を帯びて来ました。
いま、上がってるホントの理由は中間選挙に向けて無理やり上がってるだけです!
日本株は円安やダブルインバースなどの踏み上げもあって上がってますが、米国3指数は完全に中間選挙前に株価を上げたいバイデンさんのお陰で上がってるだけです!
本来なら6月からQTも始まり、利上げペースは異常事態の連発!0.50%で株価上昇し、0.75%でも1%じゃないから上昇は明らかにおかしすぎる!
株価を上げたい誰かが上げているとしか、思えない状態。
そして年末で一気に落とす大暴落追証パニックを演出する計画?
年末暴落シミュレーションが知りたい方はこちら
【NASDAQ100】
FOMC議事録で大きくトレンドを変えることが出来なかったのでジャクソンホール会議でデンジャーゾーン13600〜13900を抜けられるかが大きなポイントで逆に13200を下に貫通すれと13000まで落とされる流れ。
- NASDAQ100はヨコヨコ展開になり、12900〜13600のレンジ相場にシフトチェンジ!ジャクソンホール会議次第で13600を抜ければ13900を試す展開、逆に12900を割ると下落相場のサイン。
- 12800を下に貫通し、反発が出来なかった場合は12500→12000→まで落ちていく流れ!12900を割った時点で上昇トレンドは終わり、雇用統計が発表されるまで下落トレンドになる可能性があるので注意!
デンジャーゾーン突入で始まる2度目のガン無視相場トライ!
13600をぶち抜き13900もぶち抜いた場合はしばらく安心であらゆるネガティブなニュースを跳ね返し、いいニュースのみに過剰に反応する今年最大級のボーナスステージ。
初心者に優しい超イージーゾーンに入ります。
13900→ 14500→14900→15100→????15100以上は未知のゾーン!
13900をもしぶち抜いた場合は中間選挙後の暴落シナリオに変化あり。
12900を割らない限りは上目線で大丈夫!
12900を割ったら調整局面スタート!
【日経平均】
日経平均は次の上昇に備えてレンジを作りエネルギーを貯めに入ってると予想。
その場合は28600円付近まで下落してからの反発で1月の高値29300円をぶち抜く展開?
- 28400〜29000円のレンジ相場で29200円を仮に超えたら大きめの上昇のサイン。
- 28400円を割って下げが止まらないと下落は加速し、28200→27800→27400と下落トレンドにシフトチェンジ!28700円を割ったら警戒。
28600円付近まで調整してからの29300円を超える流れで29300→29600→30000円と29300円を超えると一気に上昇が加速します!
28500円を割らない限りは上昇トレンドで上目線。
【ビッグイベントジャクソンホール会議】
ジャクソンホール会議とは中央銀行関係者や経済学者が参加し、世界の金融政策を決める会議で8月最大のイベントです。
ココ最近を振り返っても、ジャクソンホール会議でその後の金融政策に関するヒントが出されたケースも多くあるのでターニングポイントになったりもします。
さらに今年は3年ぶりに対面で開催される事もあり、注目されています。
- 今回の9月以降の利上げ
- 利上げ到達地点
- リセッションに対する認識
- データを踏まえたインフレ対応
など、手がかりを探すイベントです。
最近のタカ派発言
ブラード総裁
- 9月75bp利上げ支持に傾く
- インフレ上昇がピークに達したと断言するのは時期尚早
- 株価は金融情勢の指標を歪める可能性
- 金融情勢が実際に緩和されたとは言い切れない
- 景気後退懸念は時期尚早
- 利下げを考えるのは時期尚早
- 利上げ前倒しで2023年に選択肢を
- 年末目標金利3.75%-4%
カシュカリ総裁
- 対インフレの勝利宣言は程遠い
- 今日のCPIは私の見通しを変えない
- 年末政策金利3.9%想定
- 来年末政策金利4.4%想定
- 来年の利下げは現実的ではない
ジョージ総裁
- 今後の利上げペースや最終地点は討議の余地あり。
- 7月のインフレ鈍化は朗報だが、問題の解決を示す証拠ではない。
- インフレ制御がさらに困難となる可能性もある。
バーキン総裁
『リセッションと引き換えにしてでもインフレを抑制する必要がある』
デイリー総裁、
『9月FOMCでは50bp利上げ支持、75bp利上げの可能性も排除せず』
このように最近FRBメンバーはタカ派が多いのでパウエル議長の発言に市場は注目してる訳です。
26日23時からパウエル議長も会見予定で内容によっては市場に大きなショックが起きるかもしれないビッグイベントなので大注目です。
ただジャクソンホール会議で9月以降の金融政策について明確な発言などがなかった場合は多少値動きがあったとしても9月2日の雇用統計発表までの可能性が高いのでその場合は米国3指数はレンジ相場になる可能性が高いですね。
【9月は一旦下落?】
インフレは満足に改善しておらず、現状FRBメンバーは9月の利上げは0.75%を支持!
ブラート発言が決め手になり金利は急上昇で米国株は下落。
一旦9月の下旬まで0.75%を織り込ませつつ株価を落としたい考えです。
その後米中間選挙に向けて再び株高を演出させるシナリオ。
統計的にも9月は下落しやすいのでジャクソンホール会議でパウエルが予想外にハト派になるか?
9月の雇用統計やCPIが結構良くない限りはNASDAQ100は一旦9月下旬までは下落する流れ。
【水面下では暴落の準備が進行中】
JPモ○ガン
『年末まで株式ラリー継続の可能性示唆』
.
モ○ガンスタンレー
現状の反発は『あくまでベア相場中の戻りに過ぎない』との見解
🇺🇸JPモルガン
*年末まで株式ラリー継続の可能性示唆
🇺🇸モルガンスタンレー
*現状の反発は『あくまでベア相場中の戻りに過ぎない』との見解JPMORGAN SAYS STOCK RALLY HAS LEGS WHILE MORGAN STANLEY DISAGREES – BBG
— Yuto Haga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) August 15, 2022
ほらJPモ○ガンーもモ○ガンスタンレーも米中間選挙までの株高と年末から起きる暴落を優しく教えてくれています。
OPEC事務総長
- 原油需要見通し、引き続き強気
- 原油の供給ひっ迫も想定
🌏OPEC事務総長
*原油需要見通し、引き続き強気
*原油の供給ひっ迫も想定OPEC CHIEF SEES HIGH RISK OF OIL SQUEEZE AMID BULLISH DEMAND – BBG
— Yuto Haga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) August 17, 2022
OPEC事務総長は年末に向けて原油価格が再び上がる事を優しく教えてくれています。
ゴー○ドマンサックスも同じように年末に原油価格は上がると教えてくれており、CPIが再び上昇するストーリーを教えてくれています。
バンクオブアメリカ
「株式市場の天井は近い」
「株式はまだ底を打っていない」
バンクオブアメリカも米国株の底打ちまだしていないんだとわかりやすく教えてくれています。
中国政府
- ロシアに軍隊派遣へ
- 現地で共同軍事演習予定
中国軍がロシア大規模軍事演習「ボストーク2022」に参加?インド、ベラルーシ、モンゴルなども参加する予定。
台湾有事で高まる中国とロシアの軍事連携 大規模軍事演習で中国軍兵士がどの程度参加するかで台湾進行の本気度が伺えそうですね。
ちなみに2018年に中国が参加した際の中国軍は約3200人なので今回の中国軍規模に注目が集まっています。
依然として地政学リスクは上昇中でロシアと中国が発端で第三次世界大戦にならないかが不安視されており、年末から来年の春辺りに警戒。
仮に中国が台湾を進行した場合、台湾は世界の半導体受託製造分野で世界の66%以上のシェアで世界の半導体市場に与えるダメージは図りしれない事がわかります。
さらにバイデンさんも中間選挙や中国に半導体市場を渡したくないので台湾進行になれば米も参戦する可能性があり、そうなれば第三次世界大戦になるので今後の中国の動きにはかなり警戒です。
【オマケ編】
今年私がレンジで取った3銘柄紹介。
これは私がレンジ取った銘柄をあくまで紹介しただけで推奨したり、おすすめしてる訳ではないのでよろしくお願いします。
投資は自己責任!
【まとめ】
今回は8月最後のビックイベントジャクソンホール!底打ちまだ終わってない?来るか下落相場を読んで頂いてありがとうございます。
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また次回の記事でお会いしましょう。