今宵も私の妄想と推測の世界にようこそ。
今回は欧州の大手金融機関の噂話やロシアが動き出して地政学上昇している話など内容は豊富です。
【ついに底打ち!?】
NASDAQ100は先週11000を下回り10800付近まで落ちてサポートラインに触れたので今週月曜日から反発し、大きく上昇しました。
NASDAQ100は10800まで落として当初の予定通り来年NASDAQ100を8000ではなく、9600まで落として底打ち反発するために一気に上げて来ました。
これ以上落ちたらNASDAQ100は来年9600を下に抜けて下落する事を許さない、世界のお偉いさんは株高シナリオを作る事にしました。
9月のISM製造業景況感は2年4ヶ月ぶりの水準になり、利上げ圧力低下!
🇺🇸レイ・ダリオ
「状況は変わった」
「もはや現金をゴミクズとは呼べない」RAY DALIO: I NO LONGER THINK CASH IS TRASH – TWEET
— Yuto Haga (@Yuto_gahagaha) October 3, 2022
エド・ヤルデニ
『11月FOMCでの利上げが最後となる』
あら不思議、まるで誰かが意図的に上げるために今週に入ると株高ワッショイ記事は連発!
FRBはあと1回の利上げで引き締めサイクル終了を-ヤルデニ氏 https://t.co/b082NljY6M
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) October 3, 2022
そしてブルームバーグは極めつけにこんな記事を出しました!
ブルームバーグはFRBの利上げはあと1回で引き締めは終わりなんだから今のうちに株買って仕込んでおけば大儲けだぞと超分かりやすい文章を並べて投資家達に今は買い!今は買い!と連呼しました。
先週まで全く出てこなかった株高材料がオンパレード!
【怪しさ満点の株高わっしょい】
NASDAQ100が10800まで落ちた瞬間に国連機関はFEDやその他中央銀行に利上げ停止を要請。
そしてオーストラリア中央銀行が利上げ幅0.5%予想のところをサプライズで0.25%に留め、4会合続いた0.5%の利上げ幅を縮小しました!
これを受けてFRBの強い利上げ減速への期待が広がり、さらにFRBの利上げはあと1回という思惑も出てきた為に2日連続の米国株の大幅な上昇の要因に繋がったわけです。
国連もFRBもブルームバーグや他のマスコミ各社も怪しさ満点NASDAQ100が目標まで落とす事に成功したのでNASDAQ100は2日で600ポイント上昇し、NYダウは2日で約1600ドル上げました。
さらにマネックス証券からは大統領サイクルでベストの9ヶ月間の始まり。
米国株は2022年10月から2023年の6月末までの9ヶ月間は大統領の4年サイクルの中でベストの9ヶ月になるかもしれないという記事まで出てこの9ヶ月間でプラスになる確率は91.3%とほぼ勝ち確な情報まで出るしまつ!
なので目先は中間選挙に向けて上がって行く流れで株安要因が1つなくなりました。
こんな楽観過ぎる経済ニュースがどれだけ溢れかえって指数が上がっても我々なるみの株ブログを読んでいる皆さんだけは冷静に相場を分析して焦らずに取引していきましょう。
10月大きく動きそうな日
5日ADP雇用報告
5日ISM非製造業景気指数
5日OPECプラス閣僚級会合
6日ECB議事要旨
12日FOMC議事要旨
13日CPIで11月の利上げ幅が確定
14日米銀決算
14日イギリスQE終了
16日中国共産党大会
19日ベージュブック
28日日銀政策決定会合
31日イギリスQT開始— なるみ (@nrm_710) October 5, 2022
大きく今月値動きがありそうなのは上の通りです。
ここに書いてある日を警戒しながら暴落(買場)を待ちましょう。
【欧州大手金融機関破綻の噂】
来年のリーマン級の暴落への準備は着々と進んでいます。
この前はブラックロックやバンガードが破産や倒産するとSNSでいきなり噂が流れ大混乱になったと思えば撤回されました。
そして信頼出来る情報が出たと思えば今度は欧州の大手金融機関のグレディ・スイスやABCオーストラリアの破綻話。
問題の銀行は世界最大級の金融機関である
- クレディ・スイス
- ABCオーストラリア
UBSに次ぐスイス第二の金融コングロマリットです。
クレディ・スイスのCEOは自らが率いる銀行は今後数日間でこれまでで最も『重大な瞬間』を迎える事を認めた事で今欧州は大混乱に。
グレディ・スイスは2011年以降、世界のシステム上重要な銀行の一つとなっており、ここが破綻した場合はリーマン級の大暴落が来る可能性が高いです!
🇨🇭BOE
*クレディスイスの動向を注視
*スイス当局と連絡を取り合う方針
*CEO発言がむしろ懸念を招く結果にBank of England Monitors Credit Suisse Amid Market Turbulence – Telegraph
— Yuto Haga (@Yuto_gahagaha) October 3, 2022
🇨🇭ウォール街各行
*クレディスイスが予定されている10月27日から前倒しして再編プランを発表する可能性も考慮Wall Street banks see possibility that Credit Suisse doesn’t wait until late October to announce new plan – FBN
— Yuto Haga (@Yuto_gahagaha) October 3, 2022
クレディスイスはCEOが『10月27日までは何も言うことができない』と話ているのもあり、ここがXデーになる可能性があると一部の投資家の間で話題に。
そしてクレディスイスが騒がれているという事はFRBは慎重に物事を進めざる負えないことを意味しており、それはつまり利上げのペースが鈍化することを意味しています。
まるでそれを肯定するように国連機関はFEDやその他中央銀行に利上げ停止を要請しました。
これは世界経済後退、つまりスタグフレーションになり、特に新興国に重大な影響を及ぼすというのが主な理由だそうですが、クレディ・スイスを破綻させない為という噂も流れています。
特に来年表舞台で株安に貢献してくれるのは欧州銀のCDSが急増している4つの欧州銀行。
欧州銀、にじむ債務不安 クレディCDSが13年ぶり高水準https://t.co/jQNb5FOZHO
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) October 3, 2022
- クレディ・スイス
- バークレイズ
- ドイツ銀行
- UBS
ちなみにCDSについて簡単に説明するなら破綻した際にお金が支払われる保険のようなもので社債をもっている投資家がその企業が破綻した時のために買ったりするので破綻する可能性が上がって来るとこのCDSの価格が上昇する仕組みになっています。
クレディ・スイスのCDSがリーマンショック水準になってる様。
シートベルトは締めた。#CS#creditsuisse pic.twitter.com/YHFqc5e565— skin3 (@takuya04103) October 1, 2022
さらにクレディ・スイスはアルケゴスで巨額損失を出したり、麻薬組織のマネーロンダリングに関わって当局から罰金刑を受けたり、日本でも反社の不正送金に関わったり、職員が集団脱税したりとこれまでの悪行も出てきて財政破綻の噂が出たわけです。
そして来年リーマンショック級の暴落の引き金になるかもと記事までかかれましたが大丈夫。
クレディ・スイス、CDS急拡大で幹部が投資家に説明=FT https://t.co/o9bbqfoDmB pic.twitter.com/iFkX9PLKo6
— ロイター ビジネス (@ReutersJapanBiz) October 3, 2022
クレディ・スイスの幹部達が社員向けメモと投資家向け説明会で冷静さを呼びかけてお偉いさんの力を借りて何もなかった事にできます。
だから来年まではとりあえず大丈夫。
来年になったらリーマン・ブラザーズの様に見せしめで潰されてしまう投資銀行が密かに選ばれて破綻させられる可能性はありますが、いま名前が出ているブラックロック、バンガード、クレディ・スイスなどではなく、名前が上がっていない投資銀行が隠れて来年リーマン級の大暴落の引き金を引くために水面下でその時を待っているという私の妄想話。
経済ニュースの8割近くはチャートが作り出していると私は考えてます。
ちなみに私の集めた情報によると実は欧州銀行の中でクレディ・スイスが1番空売りされていると思われていますが、実際は違います。
1番はBNPパリバ
2番はイタリアのメディオバンカ
3番はドイツのコメルツ銀行
欧州発の第二のリーマンショックはゆっくりと年末や来年の大暴落に向けて近づいているのかもしれないという話。
【経済ニュース】
原油は5日のOPECプラスの会合で当初は100万バレルの大幅減産と言われてましたがここにきて100万ではなく、倍の日量200万バレル規模の減産を検討の可能性が出てきたので水曜日は大幅にWTI原油先物は上昇しました
100万バレルの減産で世界の供給量の約1%に当たるので単純計算で2倍の世界の供給量の約2%になります!
仮に今回OPECプラス会合で大幅減産が決まればWTI原油先物は再び加熱し、90ドルを超えると思います。
イギリス政府は経済対策の柱の1つとしていた減税案を撤回すると発表があり、財政悪化への懸念が和らいだことをきっかけに月曜日は欧米各国の国債が買われて欧米の長期金利が低下した事を受けて株高になりました。
ISM製造業景気市場予想を下回り、リセッション懸念が上がり、インフレや利上げへの警戒感が和らいだので月曜日は米長期金利低下から株高になりました!
今の相場は指標が悪いとリセッション懸念→米長期金利低下→株高に!
指標が良いとFRBタカ派&大幅利上げ警戒で米長期金利上昇→株安になるのが今の相場です。
🇺🇸米住宅価格
*7月、前月比-1.05%
*8月、前月比-0.98%
*2ヶ月合計下落幅、2009年以来最大にUS Home Prices Now Posting Biggest Monthly Drops Since 2009 – BBG
— Yuto Haga (@Yuto_gahagaha) October 4, 2022
バンク・オブ・アメリカ
『未だ総悲観には達していない』
【重要な指標】
重要なのは今週金曜日の雇用統計と来週13日に発表のCPIです。
雇用統計がいいと株安金利上昇で悪いと株高金利下落。
雇用統計前の今晩発表されるADP雇用者数は雇用統計の先行指標として注目されるので今晩ADP雇用者数には注目です。
あと今晩発表のISM非製造業景況感指数も注目で米国景況感を示す指標なのでこれがいいと景気がまだまだいい→利上げという風になるのでこちらもかなり注目度は高いです。
そして1番気になるのは来週の13日に発表があるCPIです。
今回もインフレ率が8%台を超えて来たらNASDAQ100は10800を下に貫通して大きく下落する可能性があるので大注目!
【NASDAQ100予想修正版】
NASDAQ100は今週下げ止まり、10600を下回らなかったのでNASDAQ100は来年8000のシナリオをとりあえず回避に成功。
NASDAQ100は11600と11900付近の下落に警戒しながらレンジ相場を形成し、11000〜11900の間で動いて行くと予想
ただ今週12100を超えて上がって行くようなら大きめの上昇相場が到来し、来週は12800に向かって上昇する流れにシフトチェンジ
12000を超えたら上目線
11000を切ったら下目線
【日経平均予想修正版】
日経平均は最強の支持線付近で反発に成功し、25600から27000まで上昇する事に成功しました。
最強の支持線について詳しく知りたい方はこちらの記事へ
- 日経平均の次の目標は27200円をブレイクして27300円も超えたらもう一段階上昇が加速し、27500→27840円まで上昇します。
- 27200円or27300円で跳ね返さて落ちる場合は26800→26400→26200→25900→まで節目で反発しない限りは下落していく流れ。
27300円を超えたら上目線
26800円を切ったら下目線
【安全資産の国債に異変?】
安全資産の『国債』にまさかの異変で大暴落?
イギリス、アメリカ、ドイツなどで国債に異変が起き、73年ぶりとなるマネー大流出が起きているそうです。
今年の世界の国債からの流出額が1949年以来、73年ぶりの大きさに!
イギリスはトラス政権の大型減税中心の経済政策に伴う長期金利急騰を抑えるため行なわれた、イギリス中銀による国債の緊急買入の発端は、国債の金利急騰(国債価格の急落)による英国の年金基金破綻懸念が直接の切掛だったからです。
そして次に危ないのは日本という噂話。
日銀が今後国債を買い支える力を失い、今後に来るスタグフレーションに耐えられなくなって抑えられない物価高に我慢できなくなった時に利上げが来ます。
そしてその時に狙われるのは日本でイギリスみたいにヘッジファンドが大量に国債を叩き売って、世界規模で流動性ショックが起き、史上最大規模のバブル崩壊が起きるのは時間の問題という話。
それが起きたらやっと株買い放題の大バーゲンセールが来るわけです。
他にも欧州初の大不況など大暴落の材料は盛り沢山でどれが来てもNASDAQ100は大暴落する筋書きに変更はなし。
【為替に不穏な噂】
日本が来年スタグフレーションになって消費者物価指数が4%を超えた場合は為替はさらに円安に傾いて1ドル200円説まで出ていますが大丈夫。
ドル円は1998年8月の高値147.66円が天井です。
ロバート・キヨサキ氏がこんな発言をしました。
『もしFEDが利上げし続けると、米ドルはさらに上がり、金、銀、ビットコは下げ続ける』
『その時にこれを買い集める。FEDが方針転換して利下げに転じたとき、みんな泣いて君は笑ってるだろう。』
背景にあるのはアメリカの利下げで11月23日で利上げが終われば、ロバート・キヨサキさんの言う通り、来年に最強の円高が到来します。
クロちゃんが残り6回の為替介入を使い切る前にアメリカの利下げ話が出始めたら来年は円高相場が到来して、最大で127円台まで円高が進む予定です。
この円高を呼ぶためにはインフレ率が4%台まで落ち着いて利下げのタイミングが明確に出始めるのが条件になります。
難易度は高め!
【ロシア警戒止まらない】
ロシアの核部隊動き出す?
複数の報道によるとロシアの原子力潜水艦が噂されていた『終末兵器』とともに北極の港から補足不能となったみたいです。
他にも最大で6発の核魚雷を搭載したロシア連邦の原子力潜水艦K-329「ベルゴロド」が基地から姿を消したとのこと。
さらに6隻のロシア原子力潜水艦がNATOのレーダーから消えたと伝えており、ロシアがついに動き出して来た可能性があります。
そしてロシア軍核部隊は物資を載せた列車での移動が、確認されウクライナ戦争の前線へ向かいました!
現在地政学リスクは先週以上に更に上がっていますね。
【まとめ】
今回は米国底打ち?溢れ出す株高材料!欧州銀行の噂話(株予想修正版)を最後まで読んで頂きありがとうございます。
ここで話した話はあくまで私の妄想と分析を織りまぜた予想に過ぎないので外れたら笑ってお許しください。
投資は自己責任!
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また次回の記事でお会いしましょう。