今回も私の妄想と推測の世界にようこそ。
今回は中間選挙で株高応援セールや円高にシフトチェンジした話など内容は盛りだくさんです。
【中間選挙で株高応援セール】
中間選挙アノマリー通りに株高傾向に!
デイリーさんの掛け声と共に中間選挙アノマリーが始まりました。
ユーロ圏PMIは2年ぶりの水上に低下し、米だって負けてないんだよと言わんばかりにPMIは50を下回り4ヶ月連続50割れ。
8月全米住宅価格指数が過去最大の減速となったことから、12月利上げ予想が0.5%の思惑から金利は下落し、株高に。
消費者信頼感指数は市場予想を大幅に下回り、景気への楽観が後退し、景気減速への思惑から利上げペース後退の思惑から株高に。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙で利上げペースダウンを示唆する記事
FRB高官の中にも利上げペースダウンを口にし出す者が現れた#モーサテ pic.twitter.com/5IB9YvBlRS
— 亀太郎 (@kame_taro_kabu1) October 24, 2022
これを見てもわかる通りブラード、デイリー、ニックはハト派に大変身を遂げました。
だって中間選挙アノマリーで上げないとお偉いさんに怒られちゃうんだもんとデイリー総裁は投資家に微笑み、株高を後押し!
ほら、中間選挙まで悪いニュースが不自然なほどシャットダウンして株高応援セールが始まっています。
ブラード総裁もこの前まであんなにタカ派だったのにこれでもかというほどのハト派ブラードに進化を遂げました。
こんなにも世界中は不景気で来年大不況がやってくるから、来年の1月以後は利上げはしないかもと発言したから投資家達は一斉に俺は億り人になってやると叫んだので大中間選挙時代が始まった訳ですね。
ただ心配なのは11月10日のCPIです。
8.5%を超えない限りは中間選挙アノマリーで大きく下がらないので大丈夫。
🇺🇸上院銀行委員会
*パウエルFRB議長に対し『最大雇用』に向けた責務も忘れぬよう念押しFed’s Powell, on Eve of Next Rate Hike, Urged to Protect Jobs – RTRS
— Yuto Haga 🎃👻 (@Yuto_gahagaha) October 25, 2022
ほら、分かりやすい圧力をかけてパウエル隊長に中間選挙と叫んでいます。
他にも不況と大量解雇が迫る中、民主党はFRBのパウエル隊長を『何百万人もの生活を危険にさらしている』として投げつけました。
さらにFRBの利上げに対して、イエレン財務長官がFRBでなく、財務省の方で金融緩和をすると言う緊急プログラムを発表!
中間選挙対策で米国株にはプラスな材料になり、お偉いさんは中間選挙アノマリーで上げたくて仕方ないのでNASDAQ100が12800付近に上がるまでは大丈夫と優しく教えてくれました!
12800付近まで上がったら悪いニュースが飛び出して落ちていくのでNASDAQ100が12100まで来たら長持ちせず複数回に分けて利確していく戦略で動いて行きます。
【株高材料or株安材料】
11月2日のFOMCで利上げが鈍化するような匂わせ発言や11月4日の雇用統計で3.8%を超える失業率が発表されたら株価アゲアゲゾーンに入るので重要です。
ただ逆にFOMCでまだインフレ退治出来てないからもっと上げていくぜとパウエル隊長御一行が叫んだり、失業率が強くって3.5%を切ってきたりしたら株価下げ下げゾーンに入り、中間選挙アノマリーが敗れてしまうので要注意です!
あとは11月のCPIでインフレ率が8.5%を超えた場合は中間選挙アノマリーだろが、赤いお鼻のトナカイさんだろうが、年末でも関係なく暴落していくので年内残り2回のCPIは注目度MAXの指標に格上げとなり、要注意です。
あとは2年債利回りが5%を超えない限りは中間選挙アノマリーで上がって行きます。
米の2債利回りは米国の未来の政策金利をうらなっているので2債利回りが5%で留まり、下落を開始してくれるのであれば政策金利も5%以上は上がらないんだよと言うことがわかり、株価が上がっていきます。
ブルームバーグから米政策金利のピーク、スワップ市場は2023年上期の5%と織り込むという記事が出ました。
そうなると1.50〜1.75%利上げをしたら終わるので早ければ年内で利上げは終わるというわけですね。
そうなると来年初めから春辺りまでは利上げも利下げもしないで早ければ夏過ぎから利下げが始まるかもしれないという事がわかりますね。
そうなるとやはり来年の春くらいから暴落がはじまる可能性があります。
過去の相場の大きな転換点で政策金利がピークアウトし、利下げをした段階から暴落しています。
S&P500は半値まで、NASDAQはITバブルの時は4分の1までの大暴落。
物価上昇が一段落し、金利が低下に向かうとしたらこれから本格的な暴落が始まる事になるので来年の暴落のシナリオに変更なし。
【円高シフトチェンジ】
月曜日朝に8時過ぎに3度目の為替介入がありましたね。
ここまでできるのはアメリカが完全に容認してるからですね。
先週の金曜日に為替介入した時は一瞬144まで落ちてから、月曜日の朝には149円まで円安に戻していたことで怒った鈴木財務相は再度為替介入に踏み切り、150円の節目を意識させる事に成功。
ただ前回の記事で書いた通り、為替介入の条件は5円以上円安になった場合にして来る可能性が高いですけどね。
🇯🇵鈴木財務相
*投機に基づいた過度な為替変動、絶対に許容することはできないSUZUKI: EXCESSIVE FX MOVES BASED ON SPECULATION ABSOLUTELY CANNOT BE TOLERATED – RTRS
— Yuto Haga 🎃👻 (@Yuto_gahagaha) October 23, 2022
⚠️神田財務官
*24時間365日、介入が可能KANDA: READY TO TAKE NECESSARY ACTION 24/7 – RTRS
— Yuto Haga 🎃👻 (@Yuto_gahagaha) October 23, 2022
俺達はいつでも何処でも為替介入はできるんだぜ!原資は無限にあるんだからと神田財務官がもうこれ以上円安の好きにはさせないぜと言った訳ですね。
ついに無限という言葉を出して、円高がこれから始まるぜと世界に合図を出しました。
140円まで円高に向かって行く流れで最高は137円まで円高に行く可能性があります。
🇺🇸ジム・クレイマー
「ドルはまもなくピークを打つ可能性」Jim Cramer Says Dollar Could Be Peaking Soon – CNBC pic.twitter.com/VcveDlPgtq
— Yuto Haga 🎃👻 (@Yuto_gahagaha) October 25, 2022
ほら、ドルはそろそろピークになるから円高になるんだぞと分かりやすく教えてくれています。
さらにこんなニュースもブルームバーグから飛び出しました。
日本国債市場はマイナス金利脱出か、新発2年債利回りゼロ%浮上目前 https://t.co/xQmyEBXaIp
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) October 25, 2022
日銀のイールドカーブコントロール『YCC』政策を修正する動きが出てくるのではないかと言う織り込みを市場はすでに初めており、これから円高に入る準備をしてねと優しく教えてくれました。
さらに世論調査では過半数が金融緩和はやめるべきだと答えて利上げをしたらどうなってしまうか分からないけど、とりあえずクロちゃん叩かれてるし、円安だし、辞めた方がいいんじゃねとJKのような乗りで円高を促しています。
【日米今週の動き】
NASDAQ100は11600を超えましたが、時間外では跳ね返されて下落中。
理由はアルファベットの決算が悪かった事で売りが波及しているからです。
一応、NASDAQ100は今のところはまだ上目線継続で11600を再度超えるかに注目です。
超えれば大きく上がり、12100を目指して行く流れに。
日経平均は27440円を超えたので上昇が加速し、上目線でNASDAQ100が大きく下げたら釣られて下げますが、今のところは27800円を目指して上がって行く流れ。
【香港ハンセン】
中国本土株は外国勢売越額が3680億円相当と過去最大になりました。
中国共産党大会で習近平の3期目入りが決まりましたが、最高指導部が習氏側近で固められたことに対し、市場で警戒感が広がりました。
香港ハンセンは月曜日に6%を超える下落で香港ハンセンは5年前の半値に!
香港ハンセンは共産党大会を嫌気して売られて下落。
香港ハンセン指数は2009年以来の安値になり、コロナショックの安値を軽く超えて、リーマンショックのレベルまで下がって来ました。
日本も香港も3万を超えていましたが、香港は昨年高値の半額になり日経は円安マジックがあるから海外と比べると底堅ですが、来年の大暴落が来たら日経平均は果たしてどうなるか?注目ですね。
さらに月曜日は新習近平体制への懸念からナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は過去最大の下落幅で14%マイナスを記録し、2013年の水準になりました!
【地政学リスク】
アメリカ陸軍の101空挺部隊は、ウクライナの国境からわずか数キロの場所でロシアとの戦争に備えて演習しています。
米陸軍第101空挺師団が約80年ぶりにヨーロッパに配備されました!
この軽歩兵部隊は、世界中のどの戦場にも数時間以内に展開し、戦えるように訓練されているようです。
さらに米国は欧州で核爆弾投下のシュミレーションをするためのリハーサルを実施しています。
ロシアも大規模演習『グロム』を行うことを米国に通告しました。
国防総省のライダー報道官は記者会見で『ロシアから核戦力の演習を実施するとの通知を受けた』と話しました。
今週も世界の地政学リスクは上がっています。
【経済ニュース】
日本商工会議所が全国の中小企業に行った雇用に関する調査で6000社あまりを対象に行った調査でその内約2800社超から回答があり、その結果によると約6割以上が人手不足と答えています。
セクター別で見ると建設業や運輸業が高く、コロナ禍で深刻なダメージを受けた『宿泊・飲食業』でも経済活動の再開に伴って人手不足が再び深刻化しているそうです。
円安で外国人労働者の日本離れが進みそう pic.twitter.com/VSq4q1eitU
— 平 均 (@225average) October 25, 2022
円安でインバウンドが期待される一方で円安が原因で外国人労働者の日本離れが進んでおり、特にベトナム人などがかなり減っているようですね。
ソフトウェア大手オラクルはクラウド部門でさらに人員削減を行うみたいです。
ワシントン・ポストがイーロン・マスクがツイッターの75%の社員を削減する計画をしていることを報道。
欧州ファッション業界はエネルギー高騰を受けて大打撃。
天然ガス・電気料金の大幅上昇し、利益を圧迫。
小さな工場や工房は廃業寸前の状態になっています。
欧州繊維産業連盟(EURATEX)のデータによると、多くの繊維メーカーのエネルギー費用は、生産コストの約5%から25%前後に急上昇し、利益率を圧迫しています。
ガス料金は9万ユーロ→66万ユーロまで上昇しているので欧州はすでにスタグフレーションに入ってますね。
英国2年債利回りが、1992年以来最大の下げ幅となりました。
クレディ・スイスは2億3300万ドルを支払い、フランスでの税金詐欺とマネーロンダリング事件で和解へ!
トヨタ自動車:電池を搭載した電気自動車を中国で生産・販売開始予定。
オレンジジュースの価格が在庫の崩壊により過去最高値に急騰。
【まとめ】
今回は中間選挙アノマリーで株高応援セール開催?!そして円高に?を最後まで読んで頂いてありがとうございます。
ここで話した話はあくまで私の妄想と分析を織りまぜた予想に過ぎないので外れたら笑ってお許しください。
投資は自己責任!
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また次回の記事でお会いしましょう